two beauty2 バレちゃった!!

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「じゃあ今月もよろしくお願いします。リリ社長~。」 龍さんがいう。 「えぇ。後でレビアンの方にも顔を出すから。がんばって。」 リリさんが笑顔でいった。そして有賀が、 「じゃあねみゆき、またあとでな。」 にっこり笑ってでていこうとした。 「二度とくんな!!」 あたしは叫ぶ。 「どうしたの?みゆき~。そんな怖い顔して~。俊くんと知り合いなの??」 「知り合いも何も…。同じ学校、同じクラスの男子です…。」 「あらっ??そうなの!?俊くん大人よねぇ~。」 リリさんが頬を染めていう。 「みゆきさん2番テーブルさんお呼びです。」 「はい…。」 あたしは仕事に戻る。くそっ…何であんなヤツにバレなきゃ……。 あたしはブツクサいいながら仕事をこなした。 「ありがとうございましたぁ~。」 「ふ~やっと最後の客帰った~。」 マミさんがリラックスモードでいった。 「はぁいみんな今日もおつかれさま~。」 リリさんがいう。 そして帰る用意して、ホステス用の出口、いわゆる職員通路出口を通ろうとしたとき、 「いや~おもしろいこと知っちゃったなぁ~。」 突然声が聞こえた。隣を見ると…。 「有賀…。」 あたしはにらみながらいう。 「俺は俊。有賀じゃないよ?みゆきさん?」 笑って勝ち誇ったようにいう。 「……死ねよ…。」 「あぁ~。今人気ホステスさんって口悪いんだなぁ~がっかり。」 「………。」 怒りがこみあげてきてしょうがない。 「まさかあの朝倉がねぇ~。学校とは全く違う朝倉が~。で、何やってんの?こんな仕事。」 「どうでもいいでしょ…。それよりあんたこそなんで。」 「ん~俺も秘密。」 「あっそ…。」 あたしはこいつにこれ以上関わりたくなくて歩き出す。 「いやぁ~一気に仲良くなったね。みゆきちゃん??」 「……いわないでよ!!学校には!!」 「いうわけないでしょ。俺も道連れになっちゃうだろ…」 「じゃあ学校でも話しかけたりしないでよね…。あんまり人と話したくないの。」 「え~何で?別に普通に話しても問題なくねぇ?」 「…うるさい!!あんたには関係ない!じゃあね。」 「お~い待てよ~。」 あぁっ!!もう何で知られちゃったんだろ…。本当に最悪!!明日からどうしたら…。
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