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「え…!?」
その時突然後ろから声がした。
羽音は勢い良く振り向いた。
「よぉ嬢ちゃん。ありがとな。
アンタのおかげで、やっと三千年の眠りから覚められたぜ。」
目の前の人は、妖しげな笑顔で言った。
「だ…誰…?」
「ん…?アンタならもう分かってると思ってたんだが。」
「…?」
「…探しに来たんだろ?
俺を…。」
「…!!
ま…まさか…吸血鬼…?」
「当たり。」
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