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ー政府ビル27階ー
二人は、最上階まで昇りつめていた。
羽鳥「とりあえず、みんなに連絡をしよう」
羽鳥はひよのの携帯に電話をかけた。
羽鳥「そうか。じゃあ、下で待機していてくれ。それじゃあ」
弥彦「よし。行きますか」
羽鳥「ああ」
二人は隊士の服を脱ぎ捨て、緋影のいる部屋に入った。
緋影「何事だ。ん??その心音……隊士では無いな。何者だ」
緋影は盲目のため、二人がわからなかった。
弥彦「弥彦だ。前に闘った…」
緋影「そうか。また会うとはな」
弥彦「前はそっちが本気じゃなかったから、今度こそ本気で勝負だ」
緋影「いいでしょう。お互い、本気で戦いましょう」
再び、ここに二人の剣豪が刀を交える。
弥彦「次は本気で頼むぜ」
緋影「そちらこそ」
二人は刀に手をかけ向き合っていた。
最初に動いたのは、弥彦であった。
弥彦「はぁあ」
緋影「参る……」
カキン
二人の刀はお互いの刀に当たり、弥彦は反動でよろけた。
緋影「残念だったな」
バシュ
体ががらあきだった弥彦は、横一直線に服が破かれた。
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