347人が本棚に入れています
本棚に追加
「なんとか間に合ったなぁ…」
朝っぱらから、ひなたと 走ったおかげで、何とか間に合った。ひなたはC組で僕はA組だから、ここでしばしのお別れだ。
「じゃぁ、またあとなぁ、ひなた。」
「優牙、授業中寝たらダメだからねぇ。」
なんとも有り難い忠告を。なんて、思いながら、僕は自分の教室に入った。
「おはよぉー。」
かなり大きな声、びっくりし声のする方を見ると、クラスで1番仲の良い、藤野永久が、かなりニヤニヤしながら近づいてくる。
「おい、優牙。毎朝羨ましいじゃん。たまには分けてくれよ。」
「ウッセェなぁ、あいつとは、友達なだけだって。」
「マジで、言ってるのか?普通に皆、日浦ひなたと、園田優牙は付き合ってるて言ってるぜぇ。」
最初のコメントを投稿しよう!