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『直樹・・なんか不気味だよね?さっきの人。』
千春もまた同じ事を思っていた。
「まっまぁ、せっかくの旅行だし楽しくしようぜ?」
俺は今日千春にプロポーズするんだ。
楽しくしないといけない。
「あっ俺はさっそく風呂行ってこようかな!」
俺は立ち上がった。
『私も!あっ用意しないといけないから、先に行ってて!』
女の子は大変だと思いながら部屋を出ようとした。
『何、これ』
部屋の奥で千春がつぶやいているのが聞こえた。
俺は出口付近だったので千春に大声で
「どーした?」
と聞いた。
『何でもない!先に行ってて。』
千春が奥から叫んだので俺は気にせずお風呂へ行った。
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