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「やべっ!!」
先生だと思い、煙草をその場に捨て坂の下を覗き込んだ。(ちょいパニック)
広和の目に映ったのは、白い服装でセミロングの髪を下ろし顔が見えない女の人が歩いていた。
雰囲気で『ヤバイ!!!』と直感して校門側からは死角になる壁に隠れた。
広和は恐怖し、震えて下を向いていた。女の人の気配がし、顔を上げると左から女の人が来た。
女の人は広和の正面で止まった。…足が……無かった……。
女の人はこっちを見ることもなくニヤリと笑った。
広和は目を瞑って手を覆い被せた。
十秒くらい経ち、気配が消えたので目を開けた。
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