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「これを、私に?」
「はい。生憎(あいにく)今は、こんなものしか、ありませんが、どうぞ。受け取って下さい。」
「でも、なんで、悪事を行いかけた私に?」「これから先、貴方には、悪事を行なって欲しくないですから。こんなものですが、嘗めて元気を出して下さい。」炎獅は、自分が思う飛び切りの笑顔をしながら、言った。女の怪しい人は、泣きながら、その飴玉を受け取った。
その後、炎獅は、事件未遂現場を離れ、ここに来た本来の目的を達成し、帰りに、CoffeeSHOPで、コーヒー豆を買い、家路についた。
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