処刑人's work

7/12
前へ
/44ページ
次へ
その時、銀行の自動ドアが、開いた。その自動ドアから、炎獅が、入ってきて、 「処刑人です。」と言った。 「処刑人だぁ~。知らねぇなぁー。」 「処刑人を知らないのなら、説明しましょう。処刑人とは、絶対正義の名の元に、貴方の様な悪行を行なった者を裁く者の事です。」「そうかぁ~。そういう事かぁ~。なるほどねぇー。」と言って、銀行強盗は、炎獅のいる方に、ショットガンを向けた。 「だったら、てめぇをここで、殺すしかねぇ~なぁー。」 「辞めた方がいいですよ。」炎獅は、冷静に言った。 「あぁん💢何でだ。」「ここで、誰かを殺すと、貴方の刑が、重くなります。今の貴方の刑は、さほど重くは、ありません。」 「そうなのか。それ、本当なのか。」 「えぇ。」 「だがな、俺はそこまで、素直じゃねぇーーんだよ。」と言って銀行強盗は、炎獅に向かってショットガンを発泡した。 その瞬間、炎獅は、一度目を閉じてから、もう一度目を開いた。その時の炎獅の瞳は、少し濃い青色をしていた。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加