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そして、炎獅は、その手の甲に『刻』の字を書いた。次の瞬間、『刻の字が、黄金色に輝いた。
「な…………、何する気だ?」銀行強盗は、弱気な口調で、言った。
「こうするんです。」と言いながら、炎獅は、銀行強盗の元に物凄い速度で、駆け寄り、次の瞬間、銀行強盗の肩に、左手をおいた。銀行強盗は、咄嗟に、目を閉じた。
銀行強盗は、目を閉じたまま、でかい声で、「な…………、何しやがった。」叫んだ。
「肩に、触っただけですけど。」
「ふざけるな💢」
「仕方ありませんね。教えましょう。貴方には、今、『死刻(しこく)』という裁きを与えました。これは、貴方が、次に、悪事を行なった時に、発動するものでして、発動すると肉眼で、額にはっきり『刻』の字が、現れ、現れてから10秒後に貴方は、死にます。いいですか、死にたくなければ、悪事を二度としない事です。」炎獅は、忠告するように言った。
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