-弐-

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  彼女は何かの罪を犯したのだろう。   彼女は死刑を命ぜられ……僕はただそれを呆然と立ち尽くして眺めている。 空には沢山の首吊りの足。 彼女もその中のひとつになる事を僕は考えたくなかった。  
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