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中学1年生になりクラスが違くなっても、図書室で一緒に勉強をした。
日が経つにつれ授業の進み具合が違ってきたが、進んでいない方は予習として、逆に進んでる方は復習として勉強に取り組んだ。
中学初めてのテストの時期、この時期から「お前達付き合ってんのかよ?ベストカップルじゃねぇ?いつもイチャイチャしてんじゃねぇーよ!」とからかいが始まった。
文句を言おうと思った自分に、「私の為ならやめて、私はいいから」と彼女は言った。
帰り道、何故俺が言いたいことがわかったのか聞くと「宇野君、私に優しいから…知ってるんだよ実は宇野君のクラスの理科がもっと遅れてること。」
そう言われ俺は下を向き「うん…知ってたんだ…」としか言えなかった。
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