悲しみの中の光り…

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由美との交際も終わり… 俺は、抜け殻のような毎日を送っていた。   休み時間も…自分の席に座り空ばかりを眺めていた。   ある日、思い切り背中を叩かれた…俺は友達だと思い振り向きざまに「痛えなぁ…ふざけんなよ!」と言って…叩いた相手の顔を見た  今まで、あまり話した事が無かった…中村信子だった。   怒りながら、セリフを吐いたので…少し信子は戸惑っていた。俺はその姿を見て…「悪い…男だと思ったんだ。メッチャ痛かったからさ…」と少し笑みを浮かべて信子に言った。   すると、信子は「これでもバレー部だからね!あまりにも元気が無いから…手加減しないで叩いちゃった…ゴメンね。」と言った。
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