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ユウ「私達、今日初めて会ったんだよ?なのに…」
セト「好きになるのに時間は関係ない!!」
ユウ「!!」
ユウを離すセト。
ユウ「セト君…」
セト「…オレは本気だ…」
そう言って顔を背けるセト。
ユウ「…私でよかったら…よろしくお願いします」
セト「!?」
少し驚いて、ユウを見るセト。
ユウ「…私も…貴方の事、もっと知りたい…から…」
セト「……」
ユウ「えへへ…」
はにかんだ笑顔を見せるユウ。
セト「これからは毎日ここで会おう…」
ユウ「…うんっ セト君っ」
と言うと、
微妙な顔をしているセト。
セト「恋人になったのだから呼び捨てにしろ…」
ユウ「ええっっ!!」
セト「『セト』と呼べ…ユウ」
ユウ「っ!///…せっ…セト…。これからもよろしく…///」
それを聞いて、
ふっと微笑するセト
セト「ああ…」
――二人はその日、大切なモノを手に入れました。きっと一生手放すことの無いステキなモノを。そして、二人だけの秘密の日々が、始まったのです――
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