Chapter2   「二人だけの秘密の日々・立場と言う枷」

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■ユウの家 部屋で一人で本を読んでいるユウ。 ユウ「んー…やっぱこのお話は素敵だなぁ~w」 ふと、窓から空を見るユウ。ニコッと笑う。 ユウ「…そろそろ時間かな…」 パタンと本を閉じて、机に置く。窓からそっと外に出ていく。 ■ナイル川 そこにはすでにセトがいる。地面に座って、ナイル川をじっと見つめている。セトに気がつき、走っていくユウ。それに気がつき、ユウの方に顔を向ける。 ユウ「…はぁ…はぁ…ごめんね…っ 待たせちゃった?」 セト「いや、今、来たばかりだ…」 ユウ「そっかwよかったぁ~」セトの横に座るユウ。 ユウ、ナイル川を見て、 ユウ「ナイル川さんっていつ見ても大きいよね~」 セト「そうだな。この川があるおかげでオレ達はこうして生きていられる」 ユウ「うんっ 感謝しなきゃw」 と、その場にすくっと立ち上がるユウ。 セト、ユウの方を向くと、突然 ユウ「ナイル川さん、いつもありがとう~~~っっ!!!!」 いきなり叫ぶユウに驚くセト。 セト「ゆ…ユウ…?」 セトに顔を向けるユウ。 ユウ「ん?何、セト?」 すっきりしたと言うような顔をしているユウ。 セト「…ク…ククク…」 堪えきれなくなり笑い出すセト。 ユウ「な、何で笑うの?」 セト「…貴様が悪い…ククク…」 ユウ「?」 一頻り笑って、ようやく落ち着くセト。 セト「可愛いな、ユウは」 ユウ「えっ?///…な、何言ってるのよっ 冗談キツイよ~っw」 セト「オレが冗談を言うと思うか?」 真剣な顔で見つめられ、 ユウ「あー…えーっと…υ」 苦笑するユウ。 セト「まぁ、いい…。とりあえずそろそろ座ったらどうだ?」 ユウ「あ…そうだね」 その場に座るユウ。 それからしばらく二人でお話していると…。。。
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