ストーカーさんに一目惚れ!?

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「お…お…俺は駄目です!俺はストーカーですから!!」 「え?今何て…?」 とんでもない単語が聞こえてきた気がするんですけど…。 「俺は駄目です。俺のこと好きになっちゃいけません。」 男の人は分かりやすくゆっくり言った。 「いや、そっちじゃなくて、その後何て言いました?」 「俺はストーカーですから…?」 男の人は何で聞き返されるか分からないと言った表情で、さっき自分が言った言葉を繰り返した。 「だ…誰の…?」 「あなたの。」 「それ…言っちゃまずいんじゃ…?」 私の頭の中には、怖いという気持ちが一かけらも無かった。 ただこの疑問だけが頭に浮んだのだ。 「あ…そっか!」 男の人は今気付いたかの様に言った。 「えぇー今気付いたんですか!?」 私は思わず突っ込みを入れてしまった。 「内緒にしといてくれます?」 その男の人は笑って言った。 いや…そういう問題じゃないでしょ…。 私にはもう突っ込む気力が無かった。
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