プロローグ

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私は地球行のシャトルから地球を眺めていた・・・・・・。 何故私が地球へ行くのかは始めから説明いたしましょう。 コンコン。 『失礼します』 そう言って私はドアを開けて部屋へと入った。 『いきなり呼び出してすまないね』 そう言ったのは、この教団の最高指導者で名はモーリッツ・ザベル・フランツで、歳は初老の手前程度である。 『いえ、ちょうど全ての作業が終わったものですから構いません』 実際は、早めに作業を終わらせていたので暇を持て余していたのだった。 『それで、今回はどういったご用件でしょうか?』
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