新しい夜明け

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『じゃ行ってくる』 『気をつけて、私もこの子を預けたら向かいます』 そこはとある一軒家。 『パパ行ってらっしゃい』 そういわれて彼は彼女との間にもうけた新たな宝を抱き上げる。 『行ってきます』 娘を降ろし再度言うと彼は仕事場へと向かった。 『よ~元気か』 仕事場向かう途中遼に合う。 『当たり前だ、お前月に行くんだってな』 『あぁ次は月での研修がてらの仕事だとさ。ブンブン月の周りを飛ぶんだと』 『事故るなよ』 『当たり前だ。事故らないよう訓練だからな』 『そうだな、おっとわり時間が』 『もう時間かすまんな、呼び止めて』 『気にするな、仕事頑張れよ』 拳を突き出す。 『あぁお前な。帰ってきたら飲もうぜ』 と遼も軽く拳を合わせてきた。
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