終焉

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彼女の右手に握られている物。 部屋が明るくなる度に無理に自己主張する物。 そこからもしたたる…緋い……緋い…。 命を感じさせる…温さを感じさせる…緋さ。 もう二度…温かさを感じる事はないだろうに…。
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