ビー玉の森

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すると、アンは丁寧に説明してくれる。 「この木の実は、レインボーナッツといいます。」 俺は、それを聞きピーナッツを思い浮かべた。 「なんか美味しそうな名前だな。」 「いえ、この木の実は食べられません。」 それはそうだろう。 どうみても食べ物には見えない。 「これは、魔術の道具や薬になるんです。」 俺は少し驚いた。 「そうなのか?」 「はい。」 アンの説明によると、この木の実には微量の魔力が宿っているらしい。 そして、色毎に違う性質を持っているらしい。
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