本当に暇過ぎるので捕まってみた

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駅に到着した俺は足早に警察署に向かう。 あやしげなセカンドバックを両手で大事そうに抱えたニートが 一歩、また一歩、と距離を詰めて行く俺・・・・ そして、一歩、また一歩と遠ざかっていく。 ( ^ω^)スルーすんなお なんだよ!あいつ見向きもしねぇ! もう2、3回前を通りすぎただろうか? チラッとこっち見ただけで大して気に止めてない うぜえ!こっちはこんなにドキドキしながらやってんのに酷くね? そんな温度差いらないよ。 畜生!どうすれば呼び止められるんだよ!? そして雑念が俺を襲う 雨の中何やってんだろ俺・・・ なんとか雑念を振りほどいた俺は道端の浮浪者に目をつけた。 丁度警察署から見える位置に居る。 あのおっさんにこのバックの中の白い粉渡せば怪しまれるんじゃね? 徐々におっさんとの距離を詰め、バックの中から白い粉をだそうとしたその瞬間 おっさん「何みてんだてめぇ!」 俺「うわぁ!ごめんなさい!」 なんだあのオヤジ?ちょっと近づいただけで怒鳴られたよ・・・ あのオヤジきっと邪気眼もってんだ、俺を巻き添えにしたくなかったから怒鳴ったんだな。 うん、そうだ。 そうに違いない。 だったらしょうがない、うん、あのオヤジをターゲットにするのはやめておこう。 邪気眼のおっさんを諦めた俺は、高校生をターゲットに絞り込む。 遠目から見たらいかにも話しかけているような感じで 道行く若者に白い粉を見せびらかすニート。 そんな事を繰り返す事15分位だろうか? 後ろから声がした。 「ちょっと貴方、さっきから何やってるんですか?」 キタ!この瞬間俺はもうすでに勝利を確信した! これから始まる大レース! コータローもマキバオーもびっくりだねこりゃあ 警官「まちなさい!」 とか、言ってんのwwww もうみてらんないwwwwww 走りながら用意していた言葉を叫ぶ。 俺「俺は浪速のシューマッハや!!!!!」(ここは埼玉) 警官「まてコラ!!!!!」 銭型のとっつぁんかよwwwwwwwwwwwww まwつwわwけwねwえwだwろw
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