結ぶぜ!契約!やるぜ授業!

21/38
前へ
/186ページ
次へ
※スノ視点に変わります。 スノは生徒が一人も居ない所へやってくるとテンポ良く準備を進めた。 「・・・我、汝と・・・・契約せし者。・・・汝、我と契約せし・・・者。・・・我の名はスノ・シュヴァリス・バレンタイン。我が名に命ずる・・・・汝よ・・・我が契約を結ばんが為、現れたまえ・・・」 準備を終えると魔方陣の中央に立ち呪文を唱えた。 すると魔方陣が眩い光を放った。 「・・・ッ。」 スノは目を少しだけ細めた。 『良く来たな、人間よ。』 真っ白な空間になり後ろから渋い声が聞こえたのでスノは振り返った。 するとそこに居たのは 「・・・・ペンギン?」 右目に一本傷が通ったペンギンだった。 「ふっ、嬢ちゃん。ペンギンってのは心外だな。ペンギンと言って舐めてたら怪我するぜ。」 そう言ってペンギンは構えた。 そう、ペンギンがスノに出した契約方法は力の契約である。
/186ページ

最初のコメントを投稿しよう!

150人が本棚に入れています
本棚に追加