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『ほぅ、水の中級魔法である幻惑の霧を使えるのか。』
ペンギンは感心していた。
するとスノが何人も現れ出した。
『だが、まだ甘いな。』
ペンギンは一人のスノに蹴りを放った。
すると
「・・・くっ!」
本体だったのかスノは身体を捻り避けた。
『気配を消しきれていないぞ。』
「そう・・・。」
ペンギンの言葉を聞くとスノは目を閉じた。
「・・・なら・・・・少し、本気だす。」
少しして目をゆっくり開けた。
またスノが何人も現れる。
『ぬっ?気配が完璧に消えた。』
この時、ペンギンに初めて汗が垂れた。
「そこ・・・。」
『ぬっ!?』
どっからともなくスノが蹴りを放ってきた。
「まだまだ・・・。」
『ぬわっ!?』
すると今度の蹴りを放つと届いていないのにペンギンは吹っ飛んだ。
そう、スノもペンギンと同じく蹴りで風圧を飛ばしたのだ。
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