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眩い光に目を瞑り、次に目を開けたら訓練場に戻っていた。
「・・・戻った。」
スノが呟くと
『譲ちゃん、右腕見てみな。』
ペンペンの声が頭の中から聞こえてきた。
「右腕・・・?」
ペンペンに言われた通り制服の袖を捲り右腕を見るとペンギンのマークが施されていた。
『それが譲ちゃんと儂の契約の証だ。それにしても譲ちゃん、アンタ食えない子だな。まさか儂以外にも・・・』
「ペンペン・・・それ・・以上は・・・喋らない・・・で。」
『おっと、儂とした事が饒舌になりすぎたか。』
ペンペンが何か言おうとするとスノはそれを制止した。
「・・・戻る。」
そう言ってスノは集合場所に歩き出した。
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