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『今の魔法は?一体何ですか?』
「今の魔法は空間掌握身体操作【スペースボディコントロールシージング】と言ってこの様な特殊な空間とかでしか使えない魔法だ。光を屈折させ風により一時的に光の幻を現実にし相手の身体の大きさを自由に変える呪文だ。」
白竜に聞かれ零は答えた。
『なんて、魔法・・・二属性により合成魔法。しかもこのくらいの魔法をするならどちらも上級魔法ではいけない。それを意図も簡単に。』
平然と答える零に白竜は驚愕した。
『里でも聞いた事があります。最近になってその一角を現した人間がいると。その者、最強の魔法使い。最強にして最恐の悪。世界から悪と呼ばれた者。その二つ名は虚空の死神・・・』
「ご名答。そうそれが俺の真の姿だ。だが、俺はそれを隠さなきゃならない。ゆえにお前とは契約できないんだ。」
白竜が自分の正体に気付いても焦りはなく零は手を叩き軽く拍手した。
『それは、その服装から見ると学生ですよね。学生なのに正体は虚空の死神。それをばれたくないが為に貴方は私と契約できない。と?』
「そうだ。学園だと一応落ちこぼれの設定だからな。」
白竜が聞くと零は頷き答えた。
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