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「よろしくな。」
零は使い魔達に近づき笑顔で言うと
『よ、よろしく。』
『うむ、主共々よろしくたのむ。』
『よろしくな。』
『よろしくたのむ。』
バラン達はたどたどしく挨拶をした。
「さて、そろそろ授業も終わるから教室に戻ろう。」
そう言って零は歩き出した。
「そうだね、じゃあバラン。戻って。」
『うん!』
ミーナが言うとバランは姿を消した。
「ホルンも戻ってくれ。」
『うむ、また今度クイズを出してやるからな。』
「楽しみにしとくよ。」
消える直前のホルンの言葉にラッシュは苦笑いしかできなかった。
「ほら、ディン。アンタも戻りなさい。」
『主よ、身体は大丈夫か?』
「大丈夫よ、大分楽になったから。」
『そうか、なら戻ろう。』
ディンは心配しながらもエリスの顔を見て大丈夫だと判断し消えた。
『譲ちゃん。譲ちゃんはあの小僧の魔力に気付いてたろ?』
「うん・・・でも・・・零は・・・安全。』
『そうか、なら儂は何も言わんさ。』
スノの言葉にペンペンは安心した顔をし消えていった。
そして皆、零の後を着いていき教室へと戻っていった。
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