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その次に聞こえた声
「プリンセスは…プリンスの玩具なんだよ」
この言葉を聞いた時…全ての辻褄が合った
久しぶりに会った時の凛
あの時にはもう…遊ばれてたの??
電話越しに聞いた凛の声
あの時にはもう…諦めていたの??
奈央「………凛…」
この時…扉が開いた
出てきたのは…泣ながら震える
奈央「………凛!!」
凛はこっちを見て驚きながら
凛「あたし…もう無理みたい…今までありがと」
もしあの時…無理矢理でも
凛から話を聞いていたら…
何か変わったのかな
奈央「ごめん…ごめんね」
こんな頼りない親友で
こんな情けない親友で
明良「おい…何をしている」
あたしの思考をかき消した
あたしの親友を奪った奴
奈央「あたしは絶対に許さない」
凛が「もうイィ」って言っても
神様が「許せ」と言っても
奈央「絶対に許さないから!!!」
━━━━━━━……パン
あたしは明良の頬を叩いた
そのまま…生徒会室を出た
凛はその後…転校した
昔誰かに聞いた事がある
プリンセスになった次の年に
プリンセスはいなくなる…と
代々のプリンセス達も
凛と同じだったんだろーか
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