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「春香ちゃんもお姉さんやってるんだからいじわるしちゃだめだよ~っと。…じゃ」
手をピラピラと振って家を出た。
「待って!!」
しかし聞こえないのか聞こえないの振りなのか歩き去っていった。
「………おかしい」
「なにが?」
竜花はさっきの愛華のセリフをいつまでも頭にループさせる。
怪しいことがあった気がしたのだ。
やはりおかしい、いやおかしくない。
うーんとうなってから何かに気づいたのだが……
「聞いてんの~。ねえってばぁ」
竜花は何かに気づいたが話しかけられつ思考が中断……つまり忘れてしまった。
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