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学校帰り
傘を忘れて
雨に打たれながら帰った日
何で今日に限って
傘を忘れたんだろう?
なんて思いながら家路につく
でも、この雨は
まるであたしの心の様
臭い台詞を呟き立ち止まる
この雨はきっとあたしの涙
少ししょっぱい雨
泣いても泣いても枯れない
もっと泣いて泣いて泣いて
涙よ枯れろ
泣いても泣いても
晴れることのないあたしの心
いつになれば晴れますか?
くよくよするなら
前に進めよ。
そんなアドバイスはいらない
あたしは頑張ったんだよ
もう頑張り疲れたんだ
なんて心の中で呟いて溜め息をひとつ
頑張れ。なんて言葉はいらない
今までの自分を
否定される気がするから
可愛いくないあたし
まるであたしの涙は梅雨
毎日のように降りつづけて
降っても降っても
決して止むことのない涙雨
自分の涙腺は
壊れてるのかな?
いつになるなら止むのだろう?
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