45人が本棚に入れています
本棚に追加
「…十代、何考えてんだ?」
「ぅひゃっ!!よ、ヨハンのバカ!!いきなり指入れんなよっ」
何だかんだと悩みながらもヨハンに抱かれていた最中だったオレは、突然グッと押し入ってきたヨハンの指に、ビクッと反応して涙目になる。
潤滑油代わりに使われているオレが放った白濁のおかげで、ヨハンの指はスムーズにオレのナカに入って来るから、別に痛くはない。
けど…そんな普通何かを入れる場所じゃないソコに断りもなく指入れられたら、ビックリするし…なんか不快だ。
「悪い悪い…ただ、十代が余計な事考えてるっぽかったからさ」
「バカ。…オレは、いつだってヨハンの事しか考えてないぜ?」
もう…何勘違いしてんだよ、ヨハンの奴。
オレはいつだってヨハンの事しか考えてない。
ヨハンの事しか……考えてないんだ。
「分かってる。…オレも、十代の事しか考えてないぜ…いつだって」
「ぁっ…」
最初のコメントを投稿しよう!