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僕は驚き慌てて扉を開けようとしたが開かない!!落ち着け。と自分に言い聞かせもう一度やるが………開かない!!!扉の鍵は開いている。開けようと必死になっていると後ろからくぐもった笑い声が聞こえた。ビクッ!!となって後ろを振り返るが………何もいない。只鏡があるだけ。……気のせいだったのか?と思いながらもう一度扉を開けようとするが開かない。すると今度は鏡が割れた。正確に言うとガタガタと揺れてヒビが入った。そして鏡の前に何故か行くと自分以外の人影が映った気がした。だが居ない。怖くなり必死に扉を開けようとするがやはり開かない。そしてがんばっていると、冷たい手が肩を叩いた。最初は天井から落ちた水かと思ったがまた叩かれた。それも何度も……。最後には肩を掴まれた。そして、また笑い声………。パニクった僕は近くにあったデッキで後ろを思いっきり叩いた!……だがなにも無い。すると『さっきからうるさいわよ~』と母の声がした。そしてもう一度開けようとすると、開いた!急いで出て、後ろを見ると……割れていた筈の電球や鏡が直っている?!!僕はその場で只呆然としていた………
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