暗い世界

8/20
前へ
/382ページ
次へ
川の側に立っている木に、老婆はあたしの服をかけた。 何をしているのだろう。 『…ふぅん。』 老婆は一人で頷く。 木の枝はあたしの服で傾いていた。 大きく、しなって。
/382ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3041人が本棚に入れています
本棚に追加