雨と雪と

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「えっ…ちょっと今村君、マジなの?」 ばつが悪そうに口をつぐむ今村君を横目に私は、少し不安になりました。 「けど世界観とかは壊れてないんでしょ? 担当さん。」 「あっ、それは大丈夫です。とりあえずいつも通り原本を持ってきましたので、軽く目を通して下さい。」 そこまで言うと彼は、持ってきたカバンから茶色い封筒を取り出しました。 受け取った私は読み始めます。
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