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壕内を進んでいく我が部隊の作戦むなしく夜が明け始めた、そしてアメリカ軍が一斉に攻略部隊を配備、一気に硫黄島全土を攻略しようとしているようだ。
そして、我が部隊も戦闘に入った…
「迫撃砲を配置!第一群、撃て!続いて第二群、用意、撃て」
バシャ!バシャ!
ドドドドドン
「kill.jap!」
ガガガガガガガガガガガ!
「うあ!」
「山内がやられた!衛生兵!」
「手榴弾をくれ!」
「畜生、ここまでか…」
諦めかけていた時、前のアメリカ兵がバラバラになった。
「なんだ!」
空を見上げると飛行機が少数機いた。
「翼に日の丸…日本機、零戦だ!」
本土からの航空隊が援護にきたのだ。爆弾を抱いている、特攻隊のようだ。
「すまん、ありがとう!」
なんとか、死者はいないものの、負傷者が一名、なんとか北部陣地へ戻ることができた。
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