二人だけの秘密

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二人だけの秘密

椿「八乙女君!途中まで一緒に帰ろ!」 一緒に帰ると言っても会話らしい会話はない。たまに一言二言話すだけだ。だけど別れ際になると。 秋也「じゃあ、ォレこっちの方角だから。また明日な!」椿「ちょっと待って。」と言った後椿は、自分の指先を口の中に入れた、それでまた、よだれのついた指を秋也に向けて椿「はい……。」秋也「えっ………!?」椿「なめて……」秋也「で、……でも」椿「八乙女君、ちゃんとなめなきゃまた禁断症状がでちゃうよ。もぅ学校休んだりしたくないでしょ?」秋也は、椿の指先を舐めた。これが二人だけの秘密となった。椿「秋也君!また明日ね!」その日から名前で呼ばれるようになった。
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