恋の病

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椿は秋也の部屋へ案内された。 秋也「ごめんな、ォレが風邪をひいたばかりに。で?プリントは?」 椿「そんな物、初めからないわよ。」 秋也「え!?じゃあ、な……何故?」秋也はビックリした。 椿「八乙女君ちょっと、聞いて良い?」秋也「な、…何だよ。」椿「1週間以上も前に私の机の上のよだれ舐めたでしょ?」秋也はドキッ!とした。「な、………舐めてねぇょ。」椿「嘘よ。ホントの事を言って。」秋也「………舐めたよ。で、何だ?椿のよだれには、特別な細菌がいるから、こんな風邪になったって言いたいのかよ。」そしたらまた椿は笑いだした。「アハハハハハハハ」秋也「何で笑うんだよ。」椿「だって八乙女君の発想がユニークなんだもん。」「別に私のよだれは特別じゃないわょ。」秋也「え!?じゃあ、な…何故?」椿「八乙女君がかかった病気は風邪じゃない、恋の病だよ。」「ただ好きな女の子のよだれをもぅ1度舐めたいと思ったから。だけど、それ以来私のよだれを舐めなかった。だから八乙女君の身体は、禁断症状が起きた。」「もしかして、あの時私を見て好きになっちゃったんじゃなぃ?」
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