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――――
俺と礼美は
息を切らせながらも学校に着く事が出来た。
「はぁはぁ
真ちゃん案外、足早いじゃん
はぁはぁ」
礼美は肩を落としながら呼吸をしている。
「みろよ礼美!
校門にたくさんの警官がいるぞ」
学校の回りにはパトカ―が止まっており
校門には、警官が立っている。
この周りには、事件の匂いを嗅ぎ付けてか野次馬やマスコミもたかっていた。
「こんなに警官がいるなんて
ただ事じゃないな…」
辺りを見回しながら俺はこう言うと
またしても
パトカ―がこの学校に止まった。
ドアの中から出て来たのは
俺の父さんだった。
「おっ!真哉じゃないか
どうしてここにいるんだ?
礼美ちゃんまで一緒じゃないか」
父さんは
俺に気付いたようで手を振りながら言って来た
夏だというのに
黒いコ―トを羽織り帽子までしている。
「ここ!俺の通ってる高校だから!
というか
なにかあったの父さん」
父さんの元に掛けより事件について聞いた。
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