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もちろん、君の部屋の電気がついてるのを確認して。
数字の0を押して発信。
三回ぐらい鳴って君が出た。
もしもし?
今から犬(ピンク)の散歩行くけど、一緒に行かない?
いいよ、ヒマしてたから
君は私が犬を飼っているのは知っていたけど、見たことがなかった。
君の家の前で待っていると、ジャージ姿の君が出て来た。
私は思わず、
ジャージ…ですか…?
と、聞いてしまった。
いいじゃんべつに。ピンクの散歩でしょ?このコピンク?かわいいね!
それにオマエだから。
そう答えた君。
いいけど…大事なことを言うのに…
そう思っていた私の心の中。
一緒に歩いていて、昔よく遊んだ近くの公園に着いた。
ベンチに座ってちょっと休憩。
ピンクは君の匂いをすごく嗅いでいる。
ピンクにとって君は初対面だったから。
ピンクは君にすぐ、なついてくれた。
そして本題。
やっと整理が出来たよ!だけど、君はまだ私の事好きでいてくれてる?
すると、
当たり前じゃん。
そう答えてくれた。
もういっこ聞いていい?私って君のメモリー、何番に登録されてる?
0番
一緒だった。
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