彼氏・彼女

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すごくうれしかった。 君に、ちゃんと言うよ。 オレ、オマエが好きだ。 付き合ってくれ。 私は、 はい、お願いします。 なぜか敬語。 ちょっと話して帰る時に軽くキス… 家までの帰り道、右手にはピンクのリード、左手には君の右手。 すごい幸せになれた。 それから毎日、一緒に散歩に付き合ってくれた。 休みの日になって初めて一緒にに出掛けることになった。 初めて君だけの為にオシャレしてみた。 いつもと違うね。 わかってくれた。 どっちがいい? 今日のオマエ。 うれしかった。 そういう君もカッコイイよ。 とは、あえて言わなかった。 と、いうよりも恥ずかしくて言えなかった。 付き合って二年ぐらい経って、君の家に遊びに行った時に、君のお母さんから、 ウチのコを頼むよ。 って言われた。 私のほうこそよろしくお願いします。 なんかヘンに緊張しちゃった。 そのことを君の部屋で君に言ったら、 オレもよろしくお願いします。 愛しています。 だって。
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