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6月もあと少しで終わる頃、私は、先輩の紹介で地元のマクドナルドの面接を受けにいきました。
私の面接を担当して下さったのは東山さんでした。
私自身、先輩からこの店の雰囲気、メンバーのことを聞いていたので、ああ、この人はあんな人で…など、結構知っていました。
勿論、利用もするので、名前だけではピンと来なくても顔を見て、「あ、この人か」と納得する時もありました。
東山さんも例外ではなく、アニメがすき、と聞いていました。
東山さんとの会話は、中学校時代に何をしていたか、、主に部活動のことなどを話し、どれくらい入れるのかを書いた、マクドナルド用の履歴書を見ながら、希望スケジュールのことなどを話しました。
そして途中で、先輩からも言われていた、軽いテストを行いました。
なかなか面倒で、嫌になりながらも、先輩のアドバイス通り利益を考えず、お客様の為になる答えを選んでいきました。
それも終わり、また他愛もない話をしながら、その日の面接は終わりました。
採用なら、1週間以内に連絡を行う、と最後に言われ、付き添いに来ていた別の先輩と一緒にマクドナルドを後にしました。
そして、1日、2日.....と時間はすぎ、6日目の夕方。
半ば諦め気味で、次のバイトを探し始めたときに、携帯が鳴りました
登録も何もしていない番号だったので恐る恐る出てみると、相手は東山さんでした
期限は1週間以内、相手は東山さん
採用したんだ!と喜びを笑顔で、付き添いに来てくれた先輩に伝えました
こうして、私のマクドナルドな生活は始まったのです.....
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