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色々と思案していると下校時間が過ぎていた。
慌てて昇降口に向かい下校しようと私は急いでいた。
突然、鈍い痛みと共に視界が遮られ暗くなった。
「痛ぃ…」私は頭を抱えて蹲(ウズクマ)る。
「ごめん。俺前見てなくて…あれ?三嶋さん?」
その声に私は驚き顔をあげる…
「…木田君…」
恥ずかしくて顔から火が出そう。どうしよう…
「ほら。手を貸してあげるから起き上がって」
私は動転しながらも言われるまま手を伸ばす。
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