彼女の背中越しの空
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応援部に入部して、もう3ヶ月。 ちょっとしたミスをした僕は、人がまばらになってきた夕方の校庭をフラフラしていた。 「はぁ~。いい子ぶるのも疲れてくるよなぁ」と怒鳴る先輩に愛想良くしていた事を思い出し、少し苦笑いしながら呟いた。 その時、校庭のすみなら聞き慣れない音がして、興味を覚えた僕の足は自然とそちらに向かう。 バシン、バシンとマットに何かを打ち付ける音が段々近くになっていく。
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