12525人が本棚に入れています
本棚に追加
黒板に30人の名前が書かれた
「はい注目!席はこれに決定~!皆今から移動してね~っ!」
紀子先生の言葉に
教室中が騒がしくなる
そして私は1番後ろの席を獲得したので、そこに向かう
弥生は1番前の端っこだった
私とはかなり遠い…
悲しかった
そしてもっと悲しかったのは
私の前が苦手な太一くんであり、横が太一くんとは違った意味で目立っている朔くん(通称・赤メガネくん)だったことだ
「七海、こんなバカほっといて帰ろう!!」
「おい、弥生💢まだ話、終わってねーぞ!」
口論にキリがついたのか
弥生が誘いに来た
「いいの?;」
太一くんは
まだしゃべり足りない様子…
「いーのっ!」
最初のコメントを投稿しよう!