アナザーストーリー

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好樹と私はあの湖にいた。 まだぎこちなさは残るが好樹は話始めた。 「あの時夢をみたんだ。結と二人でここにいる。しっかりと手を握って。よく分からないけれど、その時行かなきゃいけない場所があったんだ。だけど結がずっと手を握っていてくれたから行かなくてすんだ。」 それは私のみた夢と全く一緒だった。 「そう。こんな感じで。」 私は好樹の手を強く握った。 「うん。」 湖に写し出された星達が風に吹かれてゆらゆらと踊っていた。 あの時のように。 ~END~
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