少年期

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戸次鑑連(立花道雪)は、豊後大友家の一族である戸次親家の子として生まれた。 幼い頃、母を失い父戸次親家も病床だった為に父の後妻に育てられた。 鑑連は、自分の環境等、どうでも良かった。 幼い頃から、病の父を見ていた為か強くたくましい武将になるとそれしか考えていなかったのだ。 同年代の子供が、遊んでるときも剣の稽古に清をだし大人顔負けの腕を身に付けていった。 その一方で、父が病の為いつ亡くなるかわからず今の自分が、家督を継げるのかという不安も抱えていた。 鑑連は、その不安を取り消すために鍛練に鍛練を重ねて十二歳にして他の家来達を倒すほどに成長していった。
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