地対空誘導弾「改良ホーク」

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地対空誘導弾「改良ホーク」

中空域の目標を撃墜すセミ・アクティブ・レーダーホーミング方式の対空ミサイルで、原型は1954年に米国で開発、63年から改良型の開発がはじめまして、その後も改善されている。 陸上自衛隊では65年に基本ホークを導入した。 改良ホーク(初期)に逐次更新され、改善Ⅰ型は77年、Ⅱ型は86年、Ⅲ型は91年からそれぞれ換装された。改善型は有効空域の拡大、迎撃可能空域の拡大、迎撃可能目標、撃墜率、信頼性が向上している。 発射機は3連装で牽引により陣地転換ができる。 改良ホークは中隊指揮装置、パルス補足レーダー、高出力イルミネーターレーダー、数機の発射機、発電機から構成される。 ホークとは(HAWK)とはHoming All the Way Killerの略称です。 誘導弾本体●全長:5㍍●直径:350㎜●重量:600㎏●製作:三菱電機・東芝
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