★+。塔谷くんへ。+★

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────………… 私は貴方が大嫌いです。 だって、散々貴方に傷つけられたんだもの。 好きになれるわけない。 大嫌い。 好きになれたら、快挙だよ。 貴方が私の毎日を泥んこで塗りつぶしたの。 貴方を好きになった、小さい頃の私は浅はかだった。 貴方を好きにならなければ─…。 貴方が居なかったら─…。 私は今も、胸を張って生きていけたのかな? ────………… 「スミレ! スミレ!!」 「…ぺぽ…?」 頭の中には、昔の私が泣いてる姿。 でも、愛しい人の声によって、昔の私は消えていた。 「ぺぽ…?じゃないわよ。 なにカービィの真似してるの?」 「カービィの真似とか、結衣カービィ知ってるんだー。 意外だね♪」 「カービィは国民的なアイドルよ!! あの足が短くて、背が低いとこ!! 可愛すぎよっ♪ カービィを馬鹿にする奴は、鼻フック100回の刑に値するわ!」 結衣は夢見心地で語る。 貴方、なにフェチ? 「足が短くて、背が低い…。ああ、塔谷くんか!」 「誰がカービィと同類で短足でドチビなんだよ!!」 「あだあああぁっ!!!」 いつの間にか、塔谷くんが後ろにいて、私の頭をチョップしていた。 レディには、お手柔らかに!って習わなかったのか!!  
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