★+。妄想っ子。+★

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「スーミレっ!! おはよー♪」 朝、私は大好きな友達の結衣と会う。 「おはよー♪ 結衣は今日も可愛いねぇ―♪」 いつも通り、 可愛くて大好きな友達の結衣の頭を撫で回す。 「ちょ、やめてよっ!! 髪型セットしてきたのに…」 「なんで髪型セットするの? 別にしなくても結衣は そのままで可愛いよ?」 結衣は いつでも可愛い。 それに優しい。 私とは大違いの女の子。 私は 普通の肩位の長さの髪で髪色は黒。 目は黒。 顔は 平凡。 頭も 平凡。 運動神経も 平凡。 私は 全て平凡で成り立ってる少女なのであります!!!★ 「な~にが全て平凡で成り立ってるのよっ!!」 結衣に思考を読まれていた。 「読んでない。 スミレが口に出してるだけでしょ。」 「あ、口に出てたのか! はずかちぃ!」 「あんたの そのしゃべり方の方が恥ずかしいわ!!」 結衣の微妙なツッコミに耐え抜きながら 今日も私は1日を過ごすのであった。  
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