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うちらが知り合ってからもう1ヶ月半。
毎日飽きもせずに暇さえあればメールをやっていた。
私がバイトが休みで夜家でゴロゴロしているといつものように貴史くんからメールが入ってきた。
(今暇だから電話で話さない?)
番号を教えるにはなんだか抵抗があった。
でもここまで仲良くなれたのも何かの縁だと思い電話することにした。
[いいよ。]
(なら俺からかけるから番号教えて!)
[09093@@@@@@だよ]
しばらくしてから電話がなった。
私は少し緊張しながらでた。
「はい。」
『こんばんわ。』
「初めまして…かな?」
いつもメールはしてたけど電話は初めてで思わず初めましてと口から出てきた。
『いつもメールしてるんだから初めましては変じゃない。』
「だね。」
私たちは普通に今日の出来事や大学での話、仕事の話などで2時間ぐらい話をしていた。
彼からの電話を切りその日はベットに入り眠りについた。
電話をした日から夜になると゛電話していい?゛というメールから私たちの電話は始まる。
この日もいつものようにメールが入ってきたから電話をかけた。
「もしもし。」
『おぅ~』
「もう仕事終ったの?」
『今、出張で名古屋なんだ。』
今貴史くんは仕事で名古屋に一人で来ていてやることがなかったらしい。
車で来ているから仕事の合間に寝てしまい眠くもないらしい。
それで私と電話をしているらしい。
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