出会い

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翌日の放課後、怜は拓也と待ち合わせてグラウンドに向かった。 グラウンドは案外綺麗なものだった。 無機質な土のグラウンドを想像していたが、実際のそれは完全とは呼べないまでも芝だった。 小さなクラブハウスのような建物もある立派なグラウンドだった。 小学生が使う練習場としては文句のつけようがないものだった。 怜はこの環境で練習出来る自分を想像し胸踊らせた。 これでまた上手くなれる。
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