-参-
2/5
読書設定
目次
前へ
/
17ページ
次へ
-アノ子何処の子- 彼はあの恐山で産声と共に死にました。 風任せにカタカタ廻る風車の音はそれは虚しく響き渡りました。 僕が死んだ時には、母親は耳の聞こえない人だったので、僕の泣き声など分からず半ば叫んでは爪をかじり、狂ったように宗教に浸かりこんでおりました。 その為その行動は『死』の悲しみを和らげる行動と思いましたが、違ったみたいなのでした。
/
17ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!